2019年09月

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戯画のキスシリーズ第一作ホチキスの感想を語る。
本題に入る前に多少キスシリーズについて説明をしていく。

初めてのキス、初めての出会い、など様々な始めてを通して女の子と恋愛をしていくというそんな感じのシリーズだ。
エロゲ特有のピンクだとか緑だとかオレンジだとかカラフルな髪色の女の子など存在しない。
エロゲ特有の謎の能力に目覚めて裏社会のゴタゴタに巻き込まれもしない。
エロゲ特有のコスプレ見たいなド派手な制服でもない。
どこでもいる普通の学生の恋愛が描かれており髪色も黒髪とか茶髪の普通の髪色のキャラしかおらず制服もシンプルなブレザーでどこにでもある普通の学園でのありふれた日常が
描かれてある。もちろん主人公にもヒロインにも異能力があって異能バトルに巻き込まれることはない。タイトルに「キス」というワードが入ってるのでキスシリーズだ。


あらすじ


さて本作ホチキスでは学園の屋上で度々現れるという知る人ぞ知る不思議な店その名も「学園生活相互助研究会」略して互助研。そこでは学園生活を学生の視点で楽しく過ごそうというコンセプトの元活動していた。過去に流行った恋愛のおまじないアイテムやテストを乗切る対策本などを販売していたその中に人の思いを繋ぎ止める「縁結びのホチキス」がある。このホチキスを使って手紙を送り告白すると成功すると言われていた。
縁結びのホチキスをめぐってヒロインと主人公の日常が変わっていく…………。

キャラ紹介

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芦川ゆきの(CV.小倉結衣)
学園のアイドルと言われる先輩。毎日誰かから告白されている姿を目撃されているが恋愛には興味ないので告白されて困ってることもしばしば。主人公が互助研に来た時に店番をしておりそこで出会った。
実は主人公とは前の学園から知っていた
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住吉奈々(CV.雪都さお梨)
主人公の歳下の妹属性幼なじみ。主人公に世話を焼かれている。主人公にはツンケンしているが主人公大好きで子ども扱いされると機嫌悪くなる。購買部に属しておりマスコット扱いされてるがあまり気に入ってない
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春日野三咲(CV.あじ秋刀魚)
主人公のクラスメイト。サバザバした性格で男女関係なく接するためクラス人気は高い。
照れたらすぐに手が出る。主人公もからかって殴られることもしばしば
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御影しずく(CV.倉田まりあ)
放送部の後輩で奈々。内気で恥ずかしがり屋の性格。放送部の部長には度々怒られている
男子に触れられたりパニックになると防犯ブザーを鳴らすために男子人気は高いけど寄せ付けない。意外とロマンチックな恋愛観を持っている



主人公は口は上手いがそれ以外は普通の男子で友人たちとバカやってるみたいなそんなエロゲではよくある普通の主人公だ。

キスシリーズのテンプレ通りのシナリオ展開で特に特記することは無い。(まぁ、第一作なのでテンプレを作った作品で後続がテンプレの型枠通りとも言えようか)

ヒロイン側には恋愛フラグ立ってるのに主人公側にはフラグ立たずに気づかずに怒られて気がつくみたいなのが多い。
選択肢を間違えて別れようとか言っちゃうのも気に入らない。
幼なじみルート特有の一歩踏み出すのが怖いのテンプレ通りの展開を見せてくれた。
それからのクリスマスの告白はかなり熱いものになったと思う。

物語の根幹にある互助研で販売されているという縁結びのホチキスにちなんだ恋愛が見れるのは素敵だと思う。

メインヒロインは芦川ゆきのだけども本当のメインは住吉奈々であることを声を大にして言いたい。

システム面はいつものキスシリーズというより戯画特有のシステムだから特に何も特記することはない。

みことあけみ先生とmarui先生の両者のイラストが可愛くとても素敵であった。

俺とも縁を結んでくれる女の子を募集してるのだがそんな奇特な女性現れることはないだろう。


さて、キスシリーズだが今年の10月25日に最新作『アイキス』が発売される。今度は第3作のキスアトのその後の世界で物語が描かれている。お馴染みのみことあけみ先生やひつじたかこ先生を外しての最新作。バーチャルライバー、三枝アヤメをメインヒロイン兼声優として据えての最新作である!!!体験版も絶賛????配信中である。予約も受付中だ。

アイキス 公式サイトはここから
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ホチキスの公式サイトはここから
↓↓↓↓↓↓


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ソフビフィギュア。古くからあるおもちゃの定番である。仮面ライダー、戦隊、ウルトラマン、ゴジラ、その他の多くのヒーローたち
安値でウルトラマンや怪獣たちの人形が手に入るので子供たちでも手軽に手に入る。このブログを読んでる諸氏も子供の頃、公園でソフビを手にウルトラマンごっこに興じただろうと思いを馳せる。

今回は地味に集めてきたウルトラ怪獣シリーズのソフビがそこそこ集まったので紹介する

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亡霊魔道士 レイバトス。
レイブラッドの血を引くレイオニクス
怪獣墓場の怪獣達を蘇らせ宇宙を支配しようとした。写真はウルトラファイトオーブのBlu-ray限定カラー。本来は青い。恐らく怪獣を蘇らせるために呪文を唱えていた時の紫に発光してたものをイメージしたのだろう

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宇宙ロボット キングジョー
ウルトラセブン 14-15話に初登場以来様々なウルトラ作品に出演が多くウルトラ怪獣のロボットと言えば?という代名詞的存在
右手がペダニウムランチャーを装備してるタイプがよく出てくる。あと黒いやつも。

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戦車怪獣  恐竜戦車
ウルトラセブン28話より初登場
戦車の上に恐竜怪獣載せました!というシンプルかつ大胆なデザインをしてる。
やっつけ感半端ない結構鈍そうな姿してるが戦車の機動力と恐竜のパワーが合わさってめちゃくちゃ強い。前から近づけば砲撃に会う、後ろから近づけば尻尾で殴られるという攻防一体の凄いやつ。セブンの腕を戦車で轢いて大ダメージを与えた。恐竜も戦車も男の子は大好きでしょ

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宇宙怪獣 エレキング
ウルトラセブン3話より登場
50年以上様々なウルトラシリーズに登場する超有名怪獣、ゴモラやレッドキング、バルタンと並ぶくらいには有名。後年のウルトラシリーズに出る時はだいたい序盤に出てくる。
中々愛くるしい顔をしてる。

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ミサイル超獣 ベロクロン
ウルトラマンA第1話より登場。エースは怪獣ではなくヤプールの超兵器超獣と戦う。同作30話には二世、次作のタロウでは改造と近年まで様々なウルトラシリーズに登場し様々なウルトラ戦士と激闘をくりひろげた。
ミサイル超獣の癖にミサイルはあまりウルトラ戦士には効かない

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一角超獣 バキシム
ウルトラマンA3話に登場それ以来様々なウルトラシリーズに登場している。だいたいドラゴリーとベロクロンやルナチクス、アリブンタと抱き合わせで出てくることが多い。この場合ルナチクスやアリブンタは前座で片付けられる。昭和ウルトラ怪獣の中ではかなりの人気者である。空を割って地上に降りてくる演出がカッコイイんです!信じてください!!

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異次元超人 エースキラー
ウルトラマンA14話より登場する有名怪獣の一体。後年度々出てきて対峙するウルトラマンによって名前が変わる。ウルトラ兄弟全員の力と技をインプットした最強超人でウルトラ兄弟を圧倒しエースのニセモノエースロボットを兄弟の技で撃破し兄弟の前で見せしめにした。オードリー春日みたいな動きをする。エースキラーを名乗ってるくせに肝心のエースの動きをインプットしてないせいで本物のエース相手に手も足も出ずに秒殺された。デザインだけはカッコイイ。後年出てきた個体はそこそこ強い

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暴君怪獣タイラント 
ウルトラマンタロウ40話に登場する合体怪獣。イカルスの耳、シーゴラスの角、バラバの腕、ベムスターの腹レッドキングの足、ハンザギランの背中、キングクラブの尻尾と様々な怪獣のパーツを持っている。例に漏れず有名怪獣である。色んなウルトラマンと略
合体怪獣嫌いな奴居ないでしょ40話の登場怪獣のテロップは詐欺もいいとこである。

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宇宙暴君 マグマ星人
ウルトラマンレオ1話に出てくる人気宇宙人。ババルウ星人とよくセット出てくる。レオの故郷を滅ぼした張本人でレオの宿敵。宇宙一美しい怪獣に告って振られてブチ切れて殺そうとしたり(再登場説と2代目説で意見は別れてる)宇宙剣豪に3対1で挑んで返り討ちにされたり出番はそこそこある。


私が知ってる怪獣ソフビは元はもっと大きくて値段も1000円前後(今のウルトラ怪獣DXくらい)であったが近年のシリーズはコストカットか何かの煽りをもろに受けて
ちいさく縮小され値段も安くなった。
小さいながらにも最低限の色分けでなんの怪獣かわかりやすい。特にタイラントは
小さい割に塗りも細かく、造形もタイラントだと分かりやすくなってる上に中々にクオリティが高かった。割と気に入ってる。

vol.1を銘打ってるので二弾以降もあるがこれは不定期で紹介していくので次回も7-8体ほど集まればまた開催するだろう

最後にこのウルトラ怪獣シリーズ500のリンクを貼っておくのでラインナップを確認いただきたい。
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フィギュアーツの棚を眺めていたらちょうど目に入った仮面ライダーオーディンをレビューする。

購入状態は中古ではあるが新品未開封で5500円で購入定価4720円となってるのでだいぶ安値で手に入ったと思う。Amazonでは12400円と定価の3倍近くの値段となってる

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パッケージは処分してあるので割愛。

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前後左右のスタイリング。ボスライダーらしく貫禄と煌びやかさを兼ね備えたデザイン
ゴールドとブラウンの塗装が美しくアンダースーツの黒が引き立たせている。

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続いて付属品
仮面ライダーオーディン 本体
ゴルトフェニックス 本体
ゴルトバイザー
交換手首5種
アドベントカード7枚
魂stage専用アタッチメント
合体用ジョイント
ゴルトシールド専用パーツ

仮面ライダー龍騎アーツということで付属品は豊富である。


続いて可動域DSC_0613
股関節にロール、膝に二重関節、足首は前後左右に軸可動、つま先が曲げることが出来る
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肩はアーマーに干渉するまでは水平に上がる
肘と肩から下に縦ロール。
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後方にはだいぶ深く反れる、前方にはベルトと胸アーマーが干渉しあまり曲がらない

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左右に腰は捻れる写真ではいまいち分かりづらい。管理人の技量の無さが露見してる

続いてゴルトフェニックス。inCollage_20190915_004800998
メタリックブラウンにゴールドのツートンカラーの鳥。羽の左右の宝玉はクリアパーツで造形されている。小顔に形成されており赤と青のオッドアイが特徴的
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羽は上下とも同じくらいの角度で曲がる
脚は腿から羽に干渉するまで上がる
膝下から90度ほど曲がる
足首はボールジョイント
爪は独立で稼働する
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羽は軸間接で後方に90度、前方にはあまり曲がらない。
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1番上の羽と背中から尾羽にかけてを取り外し
ゴルトセイバーとゴルトシールドとして使用できる。
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魂stage専用アタッチメント
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ゴルトシールドの中央の穴に接続する
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穴が空いてる方が下に来るようにセット
本体に再び戻し魂ステージと接続し浮遊ポーズが再現(下写真)DSC_0627

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仮面ライダー龍騎シリーズお馴染みの専用魂ステージ。オーディンのライダークレストと
「MASKED RIDER ODIN」の文字

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腕のアーマーを付け替えることでゴルトシールドを装備できる。手持ちのグリップも付属。腕装着と手持ちで選択できる
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シールドというよりは突貫武器である。
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ゴルトセイバーを装備。羽型の大剣二本は迫力抜群である。
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ゴルトバイザー。ゴルトフェニックスを模したオブジェは翼が展開できる。グリップ部を下にスライドさせるとカードリーダーが出現する。長物の杖も相まってボスの威厳もたっぷり

ゴルトフェニックスとの合体
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背中のジペッドスレッド(龍騎ライダーの各部についている武器等を接続させるジョイント部)を取り外す
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合体用ジョイントパーツ。ゴルトフェニックスの合体と魂ステージとの接続をこなすスゴいヤツ
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背中の穴に接続する
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接続するとこんな感じ

ゴルトフェニックスの変形DSC_0642
つま先を揃え真っ直ぐに伸ばす
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足を腿から上にあげる
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ゴルトシールドを取り外し、シールドからアタッチメントを外す
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首パーツを後ろに倒す
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ゴルトシールドを取り付ける
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胸の突起を取り外す
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ゴルトフェニックスの穴とオーディンの背中の突起を接続する
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魂ステージに接続して完成
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魂ステージが無くても自立できる。

適当にアクション

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総括
メタリックブラウンとゴールドの塗装がとても美しい、細かい造形ながらも色分けが綺麗にされている。ラスボスとしての貫禄と威厳が漂ってくる。契約モンスターのゴルトフェニックスの塗装も美しく小顔にオッドアイの造形がなされていて綺麗である。
マイナス点としてはゴルトバイザーの持ち手と剣の持ち手が共用であるために手首にクセがついて剣を持たせると緩くなるというのが減点ポイントである。

契約モンスターとのセットであるが当時のフィギュアーツとしては少々高めであるものの今現在このボリュームで出そうとすると10000は超えること間違いないので5000以下でこのボリュームで出てたのにはなにかあるに違いない。


同時期に仮面ライダー龍騎のアメリカ版、仮面ライダードラゴンナイトのfigmaが出ておりこれを見たバンダイがなんとブチギレfigmaドラゴンナイトを潰すためにフィギュアーツ仮面ライダー龍騎をモンスターとのセットで出してドラゴンナイトfigmaシリーズは全ライダー出ることなく爆死。見事バンダイに潰されたのでした。バンダイはやっぱり怖い会社だ

それはそうとこの商品はとても良いものである。中古屋等で見つけたら手に取ってもいいと思う。

 2週間ほど前平成ライダー20作目にして最後の平成ライダー仮面ライダージオウが完結した。そして先週仮面ライダーゼロワンが始まり新時代の仮面ライダーが始まった。作品に関しては特に取り上げることもないだろう。

今回紹介するのはフィギュアーツ ジオウ ディケイドアーマーだ。

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歴代ライダーから力を受け継ぎその力を使い戦うのが仮面ライダージオウである。
ディケイドアーマーは門矢士から渡されたディケイドライドウォッチを使いアーマータイムすることで変身する。
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パッケージとブリスター。
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付属品
ディケイドアーマー本体
交換手首3種類
ライドヘイセイバー
取扱説明書
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前後左右のスタイリング。
ディケイド「アーマー」と言うほどあって鎧を着込んでるかのデザインでゴツく作られてとてもカッコよく見える。
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平手首。気を貯めるみたいな構え。
絶対こんなポーズしてない。
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ジオウお馴染みの決めポーズの専用手首
決めポーズとか言われてるけど本編では1度もしてない。本来は片手でキメてるらしい

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武器持ち手もついており両手持ちも楽々
このゴツゴツした姿で両手持ちできるのは大したものである。
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ライドヘイセイバー。シルバーのメタリック塗装に刃先はクリアパーツで造形されている。文字盤の矢印は回転でき小さいながらもクリックでカッチリ止まる。

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写真では見えづらいが黒い部分には
ヘイセイバーとモールドされている
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ディケイドライドウォッチも細かく造形されておりジクウドライバーから取り外し可能
結構外れやすい。
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ゴールドの部分にはライドウォッチを装着できる。ディケイドウォッチを装着しているが腕のウォッチホルダーついてるウォッチも装着できる

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腕のウォッチを取り外しディケイドウォッチに装着できる。写真はビルドウォッチ。

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素立ちで立たせると胸の造形と左肩の造形がツライチになるのはとても良い。

アクション!!!!
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ポージングセンスが貧困なので剣戟アクションが似たりよったりになりがち。

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パンチもキマる。
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ライダーキックもらくらく。

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ディケイドアーマー自体はカッコよく仕上がっており造形も綺麗に出来てる。
ディケイドアーマーの顔ってガンバライジングのガンバライダーに似てるよね。
さて、このディケイドアーマーなんの思い入れもない。
劇中でもたいした活躍なくアナザーゴーストやカッシーンとの戦いがピークだったと言ってもよい。そもそも年明けにジオウⅡが出た際に完全に出番を失われた。スウォルツの変身したアナザーディケイドと激戦を繰り広げたことも特になかった。なんのために出たのかよく分からない。アナザーライダーは対応するウォッチでしか倒せないとは何だったのか。
なんの思い入れもないないのに何故買ったのか。フィギュアーツサイズのライドヘイセイバーが欲しかったのである。
オーマジオウを注文した際にヘイセイバー武器に使えるのでは?と注文したのだ。
そもそも仮面ライダーじゃなきゃ思い入れもないヒーローのフィギュア買おうとは思わない。

それでもフィギュアーツとしてはクオリティ高く出来上がっており中々気に入った。
9月はオーマジオウやラビットラビットも届くので届いたらレビューしていく。

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今回の紹介はHOOKSOFTのMelty Moment
HOOKSOFTお抱え原画師らっこ氏のラストラン作品である。

今作は「恋するきっかけ」をテーマにいつもの何気ない日常が徐々に色づいていく様子を描いている。様々なシステムがヒロインとの恋するきっかけを後押ししていく。


まずはヒロインを紹介していく。

織恵夕花(cv.桃井いちご)
主人公の幼なじみで主人公の側にいることが何より幸せと思っている。運動音痴で動きは鈍い。髪飾りを集めるのが好き。
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彩咲すみれ(cv.五行なずな)
主人公や夕花のクラスメイトで毒舌クールキャラで通してるが実は主人公が死ぬほど好きでその気持ちを押し殺してる。
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藤林操(cv.青山ゆかり)
主人公の後輩で礼儀正しく真面目。誰に対しても敬語で話す。牛乳プリンが好き。主人公とよくぶつかる。
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天音菜月(cv.みる)
主人公の後輩で大人しくて内気な性格
主人公に助けられて主人公に懐く。主人公のことはお兄ちゃんと呼ぶ。小動物的な可愛さがある。
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一条葵(cv.かわしまりの)
主人公の先輩で学園の人気者。なんでもこなす。ことあるごとに主人公をからかって反撃される。異性に対する耐性がない故にめちゃくちゃ照れるという一面も。
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荻島鏡水(cv.榛名れん)上段
葵の親友で陸上部の部長。葵と主人公の恋を後押ししてくれる。攻略ルートあり

柊千恵美(cv.桜川未央)中段
主人公や夕花、すみれのクラスメイトで普通の女の子。周りの流行りに流されやすい。攻略ルートあり

櫻井由愛(cv.小倉結衣)下段
操の親友で楽しいことが大好き。ハイテンションに操もしばしば振り回されることも。
後輩組の中ではなにがとは言わんが1番でかい。攻略ルートあり

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主人公は団地の子供たちの間でとても人気で街の人達ともいい関係を築いてるのは好感がもてた


シナリオに関してはいつもの山も谷もないいつものHOOKで個別に入るとイチャラブしてエンディングである。

特筆したいのはいくつかの恋愛後押しシステムだ。

  • 時間差MAP移動  
学園と街のマップの中でヒロインとのエンカウントができ、その中で時間の経過によりヒロインは別のポイントへ移動しているのが分かるのだ。例えば(16:00下駄箱→16:20商店街駅前)のように主人公と放課後に偶然エンカウントを狙ったり。(17:00駅前→17:20商店街)と帰る前に何か食べて行こうのようなタイミングに遭遇したりできる。そこで恋するきっかけを掴んでヒロインの好感度を上げたりできる。ヒロイン以外にも街の住人や一般学生たちの何気ない日常の一コマも覗き見ることが出来る。正直めんどくさいシステムである
  • ガーリィートーキング
今日あった出来事をヒロインが思い出して悶えたりじたばたしたり主人公への想いに気づいたりするシステムである。HOOKSOFTではお馴染みのシステムだ。最近の作品ではあまり見られないのが寂しく思う。

  • RTC(リアルタイムクリック
ヒロインとのふとした出来事で選択肢が出る。選択肢と言っても一択しかないのだがカウンター付きでクリックする時間によりヒロインの反応が変わるというものである例えば(謝る→即クリックした場合ホントに謝ってるの?数秒置いてクリックした場合気にしてないよ。クリックしない場合ホントに気にしてないからそんなに気にしないで)というふうに変わっていく。下手したらスキップ中断されて時間食ったりする

他にもメルティボタンという心に刺さった
恋するきっかけをキーボードのF1キーを押すことでエンディングの演出が変わったり。
個別ルート内の選択肢で時間と場所を選ぶことでエンディングの1枚絵に差分が変わるというクッッッッソめんどくさい秘密の手紙システムが恋愛をサポートしてくれる。

などの恋愛サポートシステムが特徴的である。

次に過去作のネタも満載である。

  • 主人公の携帯の着メロはlike Lifeのオープニングテーマ
  • 主人公が聞いてるラジオ下総ノ宮という街で自転車が擬人化したらしいという投稿があった→下総ノ宮はlikeLifeの舞台となった街である
  • 菜月ルートでデートに繰り出した町はlovely Questの舞台となった町である
  • すれ違ったカップルがラブエクスプロージョンと叫んでたがlovelyQuestでも度々出てたバカップルである
  • 恋咲き町というとある温泉街
  • 沢渡弓月というアイドルが劇中に度々名前が出てくるがfairy Lifeのヒロインである
というように過去作品との繋がりがあり過去作品たちを繋げていると思うとかなり心が踊るだろう。この街から電車で数駅行くとあの作品の街に行ってあのヒロインや主人公とすれ違うのでは?と妄想が捗って楽しい。まぁエロゲ特有のスタッフの遊びであることは想像に難くないが。

いくつかマイナス点を上げていくのなら
秘密の手紙というルートクリア後に開放されるヒロインから当てた手紙が5枚あるが揃えるのがまぁめんどくさい。手紙のキーワードとなる選択肢を選んでいくとエピローグの差分が変わるというものだが1人につき5枚×5人で25回も同じエンディングを見なきゃいけないのがしんどい、もはや作業ゲーである。
基本的に1つのエンディングの1部テキストが変わっていくだけなので全く違うエンディングなど存在しない。そもそもシステムそのものがめんどくさいのでいつも通り出せばよかったのだ。

主人公は共通ルートでは文化祭の準備と並行して生徒会選挙の準備を進める選挙管理委員会の委員長を任せられているが「選挙を面白くする!」とは息巻いていたものの何がどうなったのかは言及されていない。そこも細かく描いていけば良かったのではなかろうか。
夕花、すみれ以外の3人のヒロインは選管の繋がりしかなかったものの文化祭後もそれなりに繋がりがあったという描写をされていたのは良かった。

曲は悪くない、むしろ好きな部類である。特に作品名を冠したオープニング主題歌「Melty Moment」は劇中でも度々ヒロインに歌われているのが確認できる。

  • 総括
主人公のキャラは悪くなくヒロインには理不尽暴力キャラもおらず3人のサブヒロインは主人公たちの恋愛を後押ししてくれる存在として目立ちすぎず地味すぎずといい塩梅でいてくれたこと、サブヒロインにも短いがルートが存在することなど彼女たちが幸せになる世界線も用意されておりとても良かった。
モブ達はHOOK特有の個性が強くも主人公やヒロインを引き立てていい味が出てたと言ってもいいだろう。
上記のめんどくさいシステムやシナリオに物足りないこともあったがとても良い作品であったと思う。

なお、今作はミニFDとして葵&鏡水ver.
すみれ&千恵美ver.の2本のFDが存在している。それぞれのアフターストーリーが少しだけ見れるだろう

最後に私の叫びを結びの言葉としたい

俺にも恋するきっかけというものがあれば少しは変わっていたのだろうか。
可愛い女の子と恋愛して幸せな世界にいきたかった
本作の公式サイトのリンクはこちらである
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ミニFD葵&鏡水ver.はこちら(すみれ&千恵美ver.もこちらで紹介されている)
↓↓↓↓

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