恐らく久しぶりに踏み抜いたであろう戯画のクソゲー、通称戯画マインラブクリアを語ろう

あらすじ

退屈な日々を過ごす主人公は
ある日目に止まった黒猫を追いかけ
学園の中庭にたどり着くことになる。

そこは生徒はあまり訪れない、親水広場。
そこで1人の少女と出会う。
彼女は幼なじみで後輩だった。

本音で触れ合う中で主人公は1人の少女に惹かれていることに気づく。

sp_main_190125

キャラ紹介

天乃 ひまり(CV.猫村ゆき)

主人公の幼なじみで後輩。
幼き日に離れており学園で再会する。
再開した当初恥ずかしくて少し距離を置いていた。
昔、主人公からまりりんと呼ばれてたけど今呼ばれるとはずかしいらしい。gallery_01b

真崎 英梨(CV.ゆうき愛)
主人公と同じ学年で友人は何人か。異性の友達はほぼいない。めちゃくちゃ美人で告白して破れた男子は数知れず。撃墜王と呼ばれることも。人に甘えることが下手で会話してる
と憎まれ口になることも。人との距離を取るのが下手なので突然接近されると戸惑ってしまう。人にも自分にも厳しい。
gallery_03b

水澄 律(CV.波奈束風景)
生まれ持った外見の美しさと発育のいいカラダで人気がありそうだが表情が乏しく人に媚びた態度を取らない周りからは凛としたミステリアスな才色兼備だと思われてるが
実は頭は良くなく運動神経も良くない
媚びた態度を取らないのはただ素直なだけ
思考はかなりポンコツな模様
gallery_02b

千代 小羽(CV.恋羽もこ)
主人公の先輩だけど小さくてチョロい。
小さい妹の面倒を見てるが本人も小さいので逆に遊んでもらってるように見える。
見た目からは想像つかないが相当成績はいいが、運動神経は良くない、でも体を動かすのは楽しいから好きらしい。そしてチョロい。
素直故に何でも信じてしまいやすいチョロいので名前をもじってチョロ子と呼ばれる。
おとなのせくしぃおねぃさんである
gallery_04b

友達もそんなにいないボッチの主人公が定期的に行われる匿名の談話会で出会った少女たちと恋愛していくというありがちなもの。

物語は期末試験前から始まり夏の補習を受けてヒロイン達に目標を作れと言われ目標を作るのが目標と寝ぼけたことのたまってたがなんやかんやで彼女が出来ましてイチャイチャして終わり!みたいなストーリーだ。

ヒロイン側の方から主人公に恋するという珍しいコンセプト、主人公がヒロインを好きになっていくのはよくあるけどその逆は滅多にないので個人的には楽しめた。

ヒロインが好きを自覚して照れたり恥ずかしがったり泣いたり笑ったり怒ったりする表情は中々可愛いものがあった。

作画陣はキスシリーズお馴染みのひつじたかこ、みことあけみの両先生方に加え戯画ではお馴染みのにろ先生、八十美先生の豪華4人体制である。

曲も夏の青空を思わせるような爽やかな曲に仕上がってたのではなかろうか。

システム面ではデフォルトでシステムボイスを変えることができる。従来の戯画作品だと個別ルートをクリアしないとシステムボイスが解放されなかったと思うとこれは他の戯画作品とは違って進歩したと言えよう

とまぁ、良い点を上げればまぁこの程度である。悪いところが少々目立ってたのでその点を上げていこう。

物語を掘り下げようとしたら掘れるような伏線を散りばめていたのは良いと思うが設定とか上手く活かしきれてない。そこはエロゲではままあることなので流そう。

一部キャラが不快度が高い。それがメインヒロインの真崎英梨とサブヒロインの黒須姫月である。IMG_20191007_212242
見た目黒髪清楚の美人キャラだが主人公と顔を合わす度にやたらと罵倒してくる。ヒロインに罵倒されるのが好きなオタクは多々いるだろうが彼女は罵倒してくるというよりは理不尽に罵詈雑言を浴びせて来るのだ。コイツのせいでこの作品嫌いだという意見も多く見られた。猫好きで猫が絡むと途端にキャラが崩壊し猫語を巧みに操るという意味不明な設定もある。基本的に主人公が嫌いな癖にわざわざ絡みに行って罵詈雑言を浴びせるだけである。画面にいる時に罵倒してこないことはまず無い。

次に真崎英梨、公式には不器用なツンデレと謳われているがその実はボッチメンヘラである。こいつはこいつで画面に映りこんだ瞬間に主人公にいきなりビンタキメた。なんでも
彼女に嫌がらせをするために呼び出した男子と間違えたというのだ。主人公は教室の掃除をしてただけだ。
他にも私以外のみんなが私を置いてどこかへ消えていくのではと思い主人公を引き留めるために肉体関係を持ったりとメンヘラ臭い。
行きつけの喫茶店がありそこで手伝いをしてるが店主が高齢故に腰を痛めて喫茶店を閉じようかと言った時も結構ゴネてたのが印象に残った。(まぁ喫茶店のくだりは彼女のルートのメインイベントで主人公と協力して店の閉店を阻止するみたいな話だったが。)
彼女もまた不快指数お高めの様子でありめんどくさい。なぜこのメンヘラがプレミアムボックスの絵に選ばれたのか心底謎である。

この2キャラのせいでこの作品嫌いだという声も聞いたがあとは消化不良で終わったり物足りない話くらいのものである。

主人公達が定期的に開催してるという匿名の談話会作中では天宮会(ノミカ)と呼ばれてたがメンバーは言うまでもなくヒロイン4人と主人公である。声を変えるわけでも仮面付けるでもなくそのまま参加してるので声と背格好でだいたい察するがお互い気づいてない

あとゲーム実況のペリカンがモブ声優として出てくるというパッチがあったがそんなものはいらない大体ゲーム実況YouTuberが声優として参加するくらいならホンモノの声優使えよな。

各ルートだが前回までは個別ルートのことには言及してこなかったが英梨以外の3ルートに軽く触れておこう。

ひまり
主人公のことは好きだけど付き合えない。という立ち位置にいたが海外に引っ越すことが決まっており付き合って別れる時に悲しい思いをしたくないとかそんな感じだったけど主人公に押し切られてそれ以降イチャイチャしてエンディング直前で別れエピローグで再会してハッピーエンドとなる。

誰もが振り向く美貌を持つクラスメイトだが
基本天然ボケでポンコツぶりを作中でも発揮していた。1人では何も決められない彼女が主人公と関わる中で成長していき彼女の親を説得しにいくという感じだったがまぁそれだけで特に見どころはなくあとはイチャイチャして終わり!

小羽
チョロくてもとい素直でいい子な先輩は
成績優秀で保育士になるという夢を追いかけながら小さい妹の面倒をみながら勉強してるみたいな、特にシリアスとかに入ることも無く妹や母もそれほど絡んで来ずになんやかんやでただ彼女の中に積もったものが爆発してなんだかんだしてたけど基本的にはイチャイチャして終わり!みたいな感じである。

ノーマルエンド
4人の個別ルートとは別に用意されている戯画お馴染みのノーマルルート。誰とも付き合わずに時間経過して終わりといつものやつである。内容的にはノミカを続けたいと思った主人公が各ヒロインと話してみんなで蛍見て、黒猫に誘われた新メンバーがノミカに参入して終わりとかそんな感じ。個別よりノーマルエンドの方が面白いってもうこれわかんねぇな

総評

主人公のことをヒロインが好きになっていくというコンセプトはとても良かった。 
各ヒロインの恋愛モノローグや失恋モノローグなどが見れるのはHOOKSOFTのガーリートーキングみたいで良かったが感想的にはあまり面白くなかったと思う。

不快指数高いヒロインが2人いるせいだろう。モブ声優としてペリカンの声が聞けるパッチもあるがこんなもの最初から用意しなくていい。

各所で今作はクソゲー呼ばわりされてるが
これはクソゲーではない。シンプルに面白くないだけである。これはクソゲーと呼ぶにはあまりにも弱すぎる。これまでkotyeに負の歴史を刻んできた歴代の戯画マインにも失礼極まりない。この程度の小粒でクソゲーと呼ぶのは早計すぎる。むしろ駄ゲーと言った方がしっくり来るだろう。犬のうんこを踏んだ時みたいな不快感があるだけである。

戯画マインでひとつハッキリと言っておきたいが、戯画がいくらクソゲーが多いと言っても全てをマイン呼ばわりはやめて欲しい。戯画にも良い作品は沢山ある、ただクソゲーの比率が多いだけだ。あまり言うと戯画信者を敵に回すことになるだろう。


え?バルドシリーズ死んだって魔剤ンゴ!?


公式サイトはこちら。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓