やっほ!キモオタだよ!年明けてからクッソ寒いね!新年早々仕事休み続いて気が滅入るよね!このブログを読んでるキモオタク共は年末年始何やってた?どうせクソ寒いからエロゲでもしてたんだろ!俺もだけどな!そういやエロゲあるある第4弾はどうしたみたいな顔してんな!今回はいつも言ってたぱれっとのさくさく終わったから久しぶりの更新だ!ありがたく思え!ぱれっとと言えばナインだな!そのナインの前だから実質前作だそれでも6年前だ!その前のましろ色シンフォニーはさらに4年前だ!今から11年前のエロゲって聞くと死にたくなる。オタクに時の流れを自覚させると死ぬ。覚えとけ。というわけでさくさく感想だ!行ってみよう!

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あらすじ


美颯学園2年の浅葉悠真は学園でも人気のイケメン男子そんなある日張り紙が張られる「賞金首 浅葉悠真 21000円」出会い頭に求婚されたり告白されたりしても彼は動じなかった。彼は恋愛には興味なかったのだ。「恋愛なんてするもんじゃない」そう考えてた悠真の前にある日「恋をすると幸せです。恋はいいことです」と恋愛を勧める自称恋の妖精のティナが現れる。そんな中学園の生徒会長に目をつけられ兄さんには甘いクール妹や男に触ると泣き出すBL好き幼なじみ、規律に口うるさい風紀委員長であるクラスメイトも巻き込んだ新生徒会に巻き込まれ、恋をしてみようと決意するのであった!!!  

ヒロイン紹介


神鳳 杏(CV. 夏峰いろは)
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美颯学園の誇る生徒会長。見た目は誰もが惚れちゃう美少女だが喋ると残念。実は可愛いものが好きという女の子らしい一面もある。
実は死神と人間のハーフとかなんとか人間としての人格と死神としての人格と二つの人格がひとつの体を使っている。


一ノ瀬美桜(CV.綾部結花)
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主人公の幼なじみでむっつりスケベ。いつも笑いを絶やさない笑顔の可愛い女の子。
実は男に触れずに触ると泣き出しちゃうという疾患持ちである。過去のトラウマに起因してるとか何とか。BLが好き


月嶋夕莉(CV.近衛夜空)
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なんでもこなす風紀委員長。規律にうるさくて何でもせ追い込もうとするちょっとめんどくさい子。あるきっかけで男子を嫌っている節がある。


浅葉こなみ(CV.上原あおい)
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主人公の実の妹でクール系ではあるものの主人公に対してはダダ甘妹である。主人公をいじって楽しんではいる。あるきっかけから主人公を意識ちゃって禁断の関係に。

ティナ(CV.咲智ゆん)
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主人公の家に転がり込んできた自称・恋の妖精の居候合法ロリ少女。実は死神だけど死神の仕事が嫌で家出してきたとか。恋の妖精を名乗ってるがその実態はただ家でゴロゴロして惰眠を貪ってる実際のところはただのニートである。

夕莉の双子の姉花子や主人公とこなみの義理の母で主人公たちの担任浅葉葵に不良養護教諭の奈緒さん、ティナの頭に乗ってるぬいぐるみもとい使い魔のコタロー、オカマの死神ヒューベリオン、太めの女の子が好きな親友枠 爽など濃いキャラが作品を彩ってくれる

女の子と恋しようというキャッチ通り主人公の周りのちょっとめんどくさい女の子たちと恋愛していく中で成長し恋愛を学んでいくというありがちなエロゲである。

そもそも恋愛に対して当初否定的で「恋なんてするもんじゃない」と思ってた主人公がヒロインたちと恋愛して考えが少しづつ軟化していくというもの、最初まともに笑えない仏頂面の主人公が自然と笑えるようになるということを主人公の変化成長と捉えても良いだろう。主人公の変化と周囲に及ぼす影響なども描いていたとはwikiやコンセプトに書いてあったが、そんなもんあったかのぉ〜


美桜ルート
幼なじみとしてずっと主人公と一緒に過ごした中で淡い恋心を抱いておりずっと主人公と触れ合いたいと望んでいたが異性に触れると泣き出すという症状のために触れられなかった。このルートはまぁ触りたいけど触れないというもどかしさが描かれてた。男が怖くて主人公だけは何故か平気とかいうヒロインはそれなりにいたけど主人公も無理触れんというのは珍しいよな。なんやかんやイベントがあって付き合い始めて嬉しくてめちゃくちゃはしゃいでる美桜ちゃんはとても可愛くてニッコリできた。付き合い始めても触ると泣くから触れないけどキスしたりセックスしたりしてると泣かなかったりとご都合主義が目立つのよ。




夕莉ルート
なんでもそつなくこなし色んなものを一人でせ追い込もうとする夕莉、当初主人公と同じく恋愛には否定的だったけど風紀委員の仕事がひとりじゃ手に負えなくなって美桜と悠真に手伝ってもらってる中互いに惹かれていく。駆け足気味で双子の姉花子との負い目も解決したり終盤の別れたけどヨリ戻そうかのやり取りも訳がある(主人公は感知してない)とは言えちょっとアレだなとか思っちゃうな。いや、でも恥ずかしいこと言われて赤面する夕莉はめちゃくちゃ可愛いしなんならこの作品で1番好きなまである。




こなみルート
主人公には甘いクール系妹だ。特に主人公のことは兄として好きな程度、家族としての好きだったはずなんだけど……恋の妖精が互いを好き合ってる勘違いするとこから話は始まる。なんやかんやで付き合い始めたけども所詮は2人は子供上手く隠しきれる訳もなく。幼い兄妹カップルに倫理観、道徳観、社会的通念の現実が襲いかかるのだ。
現実で兄妹恋愛なんて無理なのは理解してんだけどエロゲでは見たくないのよ。だけども兄妹同士で恋愛なんてしてはいけないという葵さんに対して2人は好き合ってるのだから幸せになるべきというティナの主張のぶつかり合いは良かったと思う。このルートがティナが恋の妖精としても死神としても1番仕事してたと思う
兄を色仕掛けで落とそうとなんやかんや頑張るこなみちゃん好きなんですね




杏ルート
ある日主人公の周囲によく分からんコスプレ痴女が出るという。そのコスプレ痴女とは杏のもう一人の死神としての人格「エレオノーラ(CV.風音)」だった。主人公が幼い日に出会ったお姉さんやティナの正体など本作の大筋に当たるメインルート。主人公に関わる中で互いに惹かれてあって付き合い始める。そんな中でもう一人の人格エレオノーラも主人公に惹かれていって。メインルートたるシナリオの良さもあり先輩のメインヒロインたる風格も充分だ。そしてエレオノーラのツンデレ乙女死神最高か。可愛いがすぎる。風音のツンデレお姉さんは最高です。主人公をバキバキに意識しちゃって避けてしまってるけど避けてしまったことを後悔しちゃってジタバタしてる先輩も最高だ。いやしかし最初から名前で呼んでとか言われてたけど付き合い始めても名前を呼ばずに終始敬語で話してたのはどうかと思う




ティナルート
この話は主人公が4人のヒロインの誰とも交際せずに春が終わり夏に入ろうとする物語。居候の恋の妖精は未だにゴロゴロしながら日々を怠惰に過ごしている。いつもの変わらぬ日常を送る中、悠真は自分に恋をさせようとするティナに惹かれていることに気がつく。
いつの間にか杏先輩の正体もバレ済の世界線である。杏の口から悠真に対して全ての真相を聞いてティナに対していつものように接せなくなってしまう。このルートはね、本作のトゥルールートなので今までのご都合主義や現実的妹ルートとは違う。今まで大した見せ場もなかった親友の爽の大見せ場のルートでもある。彼の存在が死神としてのティナの運命を左右すると言ってもいい。管理人もね、このルートでマジ泣きしちゃいましたよ
死神であるティナを愛した悠真の出した恋愛とは何かという答えもまた本作の総括と言っていいだろう。全編通して主人公に甘えてくるティナちゃんが可愛い。ぱれっと史上最も可愛いという声も聞いたほどだ。


本作は女の子との恋を描いた作品だが本質は恋愛とは何か、主人公が恋愛に向き合い一人の女の子を愛した主人公が恋を通して成長していく物語だと解釈した。
エロゲに語られる恋愛とは主人公がヒロインと出会いそこで恋に落ちイチャラブしてちょっとしたシリアスシーンを乗り越えるくらいのものが多いが本作はイチャラブだけでなく恋とは何かと言う疑問を主人公が我々プレイヤーに投げ掛けてくるメッセージが少々強かったと言っていい。正直普通のダダ甘イチャラブゲーが見たかった。メッセージとかそういうのは悪くないが控えめでよかった。


次にエロについてだ、本作のエッチシーンバランスが悪い上にエロゲとしては出来損ないと言ってもいい、キャラも音楽もシナリオも良かっただけに勿体ない



シーン数はそれぞれ美桜、こなみ、夕莉が三回、杏とティナがそれぞれ4回ずつ、計17回である。
全キャラ4回ずつでも良かったくない?さらにHCGの数も4回以下で1枚絵と差分だけのものだったりたまに2枚絵だったり前戯なし本番や本番なし前戯だったりフルプライスエロゲにしては少ない。
最低全キャラ4回ずつのシーンと1回につき2枚絵のCGくらいは欲しかった。
ここでエロゲ物知り博士に理想のエッチシーン回数を聞いてみよう20201213_1315_19198
だいたいヒロイン5人体制のエロゲならこの位は欲しいと思った次第である。
エロはいらないとか言うオタクは多数いるだろうがそんなオタクの戯言はさておいて
ヒロインと主人公が恋に落ちて付き合う。
そして互いの愛を確かめるために身体を交える。これはエロゲだけでなく現実もそうであると思う。恋愛する上に置いてセックスは必要である。もちろんエロゲとして出してるのならちゃんとエロゲであることを強調しなきゃならないだろう。それがエロゲたらしめるものだと私は思うのである。だからこそ本作のような中途半端なエロシーンは許せない。




オープニングムービーを2曲貼っておこう

上のオープニングは春の季節の麗らかな空気感と恋したくなるような曲である。恋の妖精ティナの曲と言えよう

下のオープニングは対して落ち着いた曲調で死神としての杏やエレオノーラの心境を描いてあると言ってもいいだろう。

それぞれ対極にはあるがどちらもいい曲なのでオススメである。

総括


総括としては恋とは何かとの訴えがあるが幸せな恋と言うよりも苦い恋の話だったと言えよう、自ら別れようとしたり別れさせようと周囲が動いたりと幸せな恋の話と言われると微妙な作品ではあった。恋することで当人同士の変化や周りに及ぼす影響も描いたとは言われてたがそのようなことは全くなかった。
私はシンプルなイチャラブゲーを期待してたが期待したものとは違った。しかしキャラも音楽もシナリオもそれぞれ良かったしメインの5人だけじゃなくサブヒロインやサブキャラも不快なキャラがいなかったことが好感が持てよう。だが、エロに関してはバランスが悪い上に物足りないので64点の作品だろう。

最後に管理人の心の叫びを結びの言葉としたい

俺にも恋してくれる女の子ください!!!!!!!

管理人は二度とぱれっと作品をやらないという固い意思を表面する上でこの画像を上げておく
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