タグ:ALcotハニカム


やっほ!キモオタだよ!
今年も例年通りクソ暑い夏も終わりつつあり秋の足音もまぁ聞こえなくもない今日この頃、このサイトを見てるキモオタ諸氏はいかが過ごされただろうか、第100回を迎えたコミケに参戦した者、フォロワーとエンカし杯を酌み交わした者、はたまた好きな作品の聖地巡礼をした者、更には職場と家を往復してたら夏が終わっていた者、三者三様の夏をすごしたこととお見受けする。はてさて、管理人は東北の田舎へと赴き伝統ある老舗旅館で住み込みのバイトをしてそこに泊まる幾人かの女性とひと夏の思い出を作っていたりする。今回はそんな管理人の夏の思い出を語っていこうと思うが、さりとてここはエロゲの感想ブログ、ひと夏の思い出とはいえ所詮は画面の中のお話ということもさもありなん。エロゲのお話なんですけどもね、初見さん。ということで今回は2012年にALcotハニカムからリリースされた、夏エロゲ
1/2 Summerを紹介していこうと思う。それでは行ってみよう!


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あらすじ


主人公、草薙枢(くさなぎかなめ)は夏休みに田舎の旅館を手伝う事に
なった。うだるような暑さの東京に住むより東北の田舎町が涼しいと
思った彼は、暇を持て余していた妹と共に東北の田舎の旅館に行く事
となった。
ところが、旅館で待っていたのは学園の女の子たちであった。学園の
寮が突然使えなくなり、夏休みも寮を利用する生徒たちが旅館に
入ると言う事であった。枢は彼女たちの面倒をみるために呼ばれたのであった。しかも、この旅館には座敷童子まで住みついていて―自由奔放な彼女たちに振り回される生活が始まる。



ヒロイン紹介


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神ノ木 汐 (かみのぎ うしお) cv:代初 空

枢の小学校時代までの幼馴染み。雪のように真っ白な髪が特徴。性格は優しくてちょっと引っ込み思案(ケーキのとりあいとか相手に譲ってしまう)。幼少の頃から好奇心旺盛でいろんなことに挑戦する枢に憧れていた。子供の頃はよく枢に手を引かれて、いろんな場所(山や秘密基地など)に連れて行ってもらって、遊んでもらったらしく、それがよい思い出となっている。とにかく枢が田舎に帰ってきたことを喜んでいて、ことあるごとに駆け寄ってきては嬉しそうに枢と一緒に居たがる。枢のことは「かなちゃん」と呼ぶのだが、枢は女の子っぽくてイヤだと思っている。



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忍坂 つぐみ (おしさか つぐみ) cv:青葉りんご


耳年増な女の子で、座敷童(ざしきわらし)を奉る天垂伊龍神社(あまだれのいりゅうじんじゃ)の巫女さん。枢に似て、好奇心旺盛で色んな勉強をしているんだけど間違っていることが多く、いつも枢に突っ込まれて悔しい毎日を送っている。でも負けず嫌いで、何度も枢に挑戦してくる。エッチ方面の知識も偏りすぎていている上に間違っている。
しかも他人からエロい話を振られると顔を真っ赤にしてしまうと言うウブ。さらにこれだけ知識欲が旺盛な割に、勉強ができないというダメッぷり(雑学は得意だが、数学など考えないといけないものがダメ)。この夏こそは耳年増を卒業したいと思っているとか!?一応これでも真面目に巫子さんの仕事はしており、神楽をちゃんと踊ったりできる。さらに弓道にも長けており、見かけによらず神道に関しては枢よりもしっかりとした知識を持っているらしい。



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久遠寺 澄空 (くおんじ そら) cv:杏子御津


東京の資産家、久遠寺家の娘。いわゆるお嬢様。
東京の学校だと悪い虫がつくからとわざわざ田舎の学校に送られることになった。神坐学園は新設だし、わりと豪華だし、といういことで入学させられたらしい。純正培養のお嬢様のせいか異性というものをいまいち理解出来ず、枢に対しても警戒心がある。ただお嬢様らしく責任感は強く色んなことに気付くしっかり者。自分からはやらずに他人にやらせるところも、お嬢様。



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詩代 叶 (うたしろ かなみ) cv:桐谷華

いずれはこの旅館の跡取りになるであろう枢の玉の輿を、虎視眈々(こしたんたん)と狙っている女の子。腹黒で打算的で、わざと二人きりになるシチュエーションを作って積極的に枢に仕掛けていく。当の枢もタジタジである。かつては草薙旅館へ湯治客としてよく訪れていて、主人公の枢とは顔見知りの仲。その頃はしおらしくて病弱な女の子だったのに、なぜかこんなに積極的な女の子に!?


そのほかのサブキャラに枢の妹一葉、枢の従姉妹で旅館の仲居柚子、旅館に棲みつく座敷わらしのクロハ、クロハの使い魔テトメト、つぐみの弟岳、枢の祖母で旅館の女将真紀が物語をいろどってくれる。
上段左から 一葉、柚子、クロハ
下段左から岳、真紀、テトメト
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お話は主人公、草薙枢が幼き日を過ごした町に帰ってくるところから始まる。久しぶりに帰ってきた街は開発が進んでおり知ってる町とは違っていた、そこで目的の草薙旅館に向かうことにする。
そして幼なじみの汐とつぐみに再会し、住み込みで働いてる叶、お嬢様の澄空と出会い物語は始まる。枢もまた旅館で住み込みのバイトとして働くことに。ってのが基本的なさわりだ。
ストーリー展開は全部で4つの選択肢を選んで選んだヒロインに準じたイベントが展開される。
基本的に旅館に棲みつく座敷わらしクロハが鍵を握っているのだがそれは各ルートクリア後にクロハが語る昔話が重要な鍵になる。まぁ、無駄なシナリオもなくちゃんと綺麗に全てを処理して落とすとこに落とせたのかなと思う。

眼帯の和装ロリクロハはイタズラ好きで各ヒロインと枢をくっつけるために色々気を使ってるとか。座敷わらしの棲みつく奥の間に入ると異世界に飛ばされてそこで対象ヒロインに出会い現実に戻るとそのヒロインにエンカしてそこからシーン突入したり好感度アップイベントが起きたりする。

大前提としてクロハは枢にしか姿が見えず他の人物には存在が認識できないというものがあり、枢が唯一クロハの遊び相手になっている。
クロハは旅館に住みついた座敷わらしでいつも枢をからかって遊んでる。時折情事を致したヒロインの意識をいじってたりしてるがそれにも事情があり、みたいな感じ。余談ではあるが本作は2014年にALcotハニカムからガレットに版権を譲渡しておりガレット作品のTimePeace ensembleで全く同じ容姿のヒロイン黒羽(くろは)がいたりする。

攻略推奨順は叶→澄空→つぐみ→汐の順で攻略していくと綺麗に片付くと思われる。全ヒロイン攻略後にこの世界線の真実について語られるが別にそんなものは特にいらない




汐ルート
枢と汐は幼なじみで秘密基地とやらでお医者さんごっこと称して恥ずかしいところの見せ合いっこをしてたりしてたらしい。ある時フェラ抜きされてから意識し始めて、ことある事に好意を見せてくるんだけど枢はなんだかんだ言い訳して目を背けてたりして。ある時、汐を連れてクロハの部屋に立ち入った枢は汐と婚約者の世界線に飛ばされる。

汐な、可愛いです、好きだから枢に尽くしたいって最高すぎんか?汐は最初から好き好き言ってんのに当の枢は結論を先延ばしにしすぎ、さっさと答え出さんかい!声が車の人ということでキャラ可愛いに関してはカンストしてぶち壊れてんのに主人公のムーブが気に入らんっていうか鼻につく。エロゲあるあるの幼なじみルートでヒヨりがちの典型と言っていい。可愛いと主人公のムーブが相殺されてプラマイゼロな話だった。



つぐみルート
つぐみもまた汐と同じく枢と幼なじみ。かつて竜を討伐した一族が立てた神社の娘で神社の巫女をやってる。そんなつぐみも枢のことが好き。枢は必要以上につぐみを恐れている。デカい胸をやたらといじられがちな耳年増系ムッツリ巫女だ。実は幽霊が見えるということで霊能力的なのがありますよみたいなのがある。一度霊を祓ったと言って調子に乗ってしまって幽霊騒動を起こしてしまった。

そんなつぐみは耳年増なこともありエロいことには積極的だ。デカい乳とデカい尻で枢とイチャコラしてたりする。好きなのは分かるんだけど付き合い出すタイミング唐突すぎてなんか(告白シーン足んねえよな)イチャラブ成分はわりと厚め。
こちらも可愛いんだけどなんだかなぁな話だった。



澄空ルート
枢にキツく当たる後輩のロリ。なんだかんだで枢が世話焼いてたらいつの間にか懐かれてましたと、気がついたら付き合ってましたと。
付き合い出してから数日経ったある日澄空は枢に相談があると切り出してきた。実は子猫を拾ってきたらしい。猫の飼い主を探すためにみんなで奔走するも気付かぬうちに子猫が増えていく。

あの、なんだろ、まともに話進めてもらっていいっすか?あっ、おい、それってYo 終始猫の話しかしてねえじゃんかYo 微妙な話だよなぁ。デレた時の澄空めちゃくちゃ可愛いのに好きな主人公くんよりも猫の方が大事そうにしてんのなんかモヤる
告白シーンは割とニッコリできた。



叶ルート
旅館に帰ってきた枢を待ち受けていた先輩の女の子。枢と同じく旅館の住み込みバイト。枢のこと大好き。さっさと枢と関係を持って既成事実作りたいの一択。ことある事に枢を誘惑したりしてるけど華麗にスルーされてそれでも諦めない。今日も叶は枢にアタックし続ける。

叶はめちゃくちゃ可愛いです。いつも諦めずに枢に猛アタックをかけてきてるけどつれない反応されてもそれでも諦めない。ハイテンション元気っ子である。主人公のムーブが汐ルートに似た感じはあるけどちゃんと好意を受け入れてるだけマシ。付き合い始めて2人は恋人関係を楽しむようにイチャラブしている。それが良き。それにも全力で楽しむのも理由があってみたいな。
めちゃくちゃいいキャラしてて桐谷華の演技によって他のキャラより数段階上のキャラになってたと言っていい。さりとて、声優に救われてる感は否めないこともなきにしもあらず。



一葉ルート
兄・枢のことが大好きな妹、隙あらば枢と既成事実を作ろうと暗躍してたりしてなかったり。ハニカムの妹らしく駄妹シスターズに入れる実力も備えてはいるが同年発売のあえ無視の沢渡七凪氏には及ばずシスターズ入りはならず。というのも彼女にはそう、ルートが存在しないのである。CV.雪都さお梨の声の妹で攻略できないの無理でしょ。

存在しない世界線、全くもって無い。攻略不可。
つまり、攻略出来ないということ。妹のルートがないという事実に驚いたんだよね。あの、なんだろ妹なのにぃ、攻略出来ないヒロイン作るブランド無能だと思うんですよね。一応コンシューマでルートは実装されてたりはする。という焼け石に水なフォローをしておいて彼女については小脇に置いておこう。



次に悪かったとことか良かったことを語りたい


夏の田舎旅館モノとエロゲではありがちな設定なのはいい、学園モノでは無いので学園という舞台設定に引っ張られることはないのは割と強い。

次に声優陣、車の人、青葉りんご、杏子御津、桐谷華のエロゲオタク御用達のいつもの人たちなので安心出来る、キャラ可愛いし声優自体が強いので特に心配することもない。

ALcot、及びハニカムの作品はキャラ同士の掛け合いが面白くてそれが目当てで買ってたりするが大した掛け合い見れなくてちょっと寂しい。

悪かったところに関してはそもそもグランドエンド自体そんなに必要あったか?ということがある。田舎で過ごすほのぼの系物語の体を保ってはいるが各ルートのエピローグで語られるあの神話的な話いらねえよな。確かに伏線貼って回収なんてのは出来てはいたが本編だけで充分に思える。

幼なじみルートでヒヨる主人公、唐突に付き合い始めるふたり、終始猫の話しかしてない話、なんかご都合展開で綺麗に丸めて終わると粗探しするまでもなく粗の方から当たり屋してくるシナリオ。あまり良くない。

結局のとこキャラは可愛いんだけどなぁってなるだけの作品に感じてならない

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え?シーンあるのに攻略できないってマジ!?
深刻なバグを抱えてますねクォレは。


エロゲ制服図鑑#7

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続いては制服の話、本作は学園ゲーでは無いが学園は申し訳程度に存在する。今回は本作の学園、神座学園の制服について紹介しよう

①ブラウスは白を採用、肩はエロゲの制服にありがちなやつを袖にしている 

②側面が黒で黄色のライン、正面を薄い水色のベストを採用しボタンは黒、第一ボタンは大きめの‪✕のボタンになっておりワンポイントとして映えている

③スカートは水色のチェック柄、腰に細めのリボン、腰元に小さな黄色のリボン、裾にフリルが着いている。

④襟元は青というか紺色のラインが入っている。
澄空以外の3人は首からは短めの黄色いネクタイがあり学園の校章をかたどったバッジが付いている。澄空は細いリボンを採用している

⑤叶は袖がなくノースリーブ制服になっている
澄空は学園の校章が入った指定の帽子を被って登下校している




エッチシーンについて

シーン数は20数回ほどで1人につき6回〜7回あり
色んな衣装で至っていたのは良いしエロに対するこだわりがないようにおもえた。
ほとんどが1枚絵なのがなんか物足りなさを感じたのは少なからずある。せめて2枚絵にしてくれれば良かった。


オープニング
nao氏による木漏れ日フレネル
夏をイメージした一曲。曲はね好きですよ。
夏のエロゲらしく爽やか感があってとてもいい。
元気な歌声がGoodですね。あの、なんだろ曲は好きなんだけど大した感想がないので薄っぺらい感想しか書けないんすよね




総括

田舎の夏休みを描いたALcotハニカムの一作。
東北の山奥の旅館に住み込みで働いて……な話なので旅館の中メインで話が進んでいく。まぁ、お話的には悪くは無いけど良くもないみたいな感想。
ハニカム作品結構好きな話多かったのでなんか肩透かしみたいな感じ。結局キャラ可愛いけどみたいな話になってるからシナリオ面で言うとかなり微妙。いや嫌いじゃないんだよ、嫌いじゃ。
オープニングにあったワンサイドからだけじゃない視点がとか書いてあったけどまぁ良い面も悪い面もどちらか側に偏っても良くないわな。
各ヒロインルートを一面として四面で見てその結果のネタバレ回であるグランドエンドはめちゃくちゃ蛇足感。結局4人のうちから誰1人選ばずに有耶無耶にして終わったりして枢も典型的なエロゲ主人公であんまり好感抱けなかったなって。
それでもキャラは可愛いし声優陣が強いから絵師と声優の力で持ってるだけの作品と思いました。
最後に夏の思い出を包括して今作のオープニングの一部を上げて筆を置きたい。

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まぁ、悪いところも片側からだけじゃ判らないんですけどね初見さん



ということで今回は1/2 Summer を紹介した。
次回は教師攻略ゲーの放課後エデュケーションを紹介したい。9月のエロゲの日までには上げていきたい。それではごきげんようまた来週(来週もやるとは言ってない)

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やっほ!キモオタだよ!

最近クソ暑いね!このご時世夏らしいイベント自粛自粛ばっかあんまり出来てないね!割と寂しい気がしなくもないけど我々みたいな職場と家を往復するだけの陰キャオタクにそんなもん特に関係なかったな!そうそう、夏といえば海!青春!エロゲ!なんかこう、クソ暑い真夏の日に青春してーよな!そんな時は夏の青春ゲーやりたくなるのがエロゲーマーの性、お前らの思う夏ゲーをそれぞれプレイしてるところだろう。ということで管理人も好きな夏ゲーをプレイしたよ!
2012年にALcotハニカムが世に放ったあえて無視するキミとの未来だよ!ひと夏の青春劇を電波に乗せてレビューしていくよ!

あらすじ

主人公、沢渡拓郎はとある特別な能力を持っていた。

それは未来視ができること。

予知夢だったり、突然思い浮かぶイメージだったり形は様々だが命中率は100パーセント。
しかし、先の事がわかってしまうのも善し悪し。
人生の結果をもう見てしまったようで、拓郎は何事にも熱心になれない。
すべての努力がむなしく思えてしまう。
そんな拓郎の前に一風変わった転校生、三咲爽花が現れる。
驚くべきことに、彼女は拓郎の未来視による予測をことごとく覆す。

「未来は自分で作りだすものだ。あらかじめ決まってるものなんかじゃない」

自分とは真逆の考えを持つ少女の登場に拓郎は戸惑う。
そして、ある日の未来視で拓郎は知る。
爽花は近い将来、自分の彼女になる子だと――
拓郎は爽花と結ばれるのか?結ばれないのか?
未来は決まっているのか?決まっていないのか?

ALcotハニカムが送る、残念だけどちょっとうらやましい恋愛青春劇、ここに開演!



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登場人物


三咲爽花(CV.北見六花)
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拓郎のクラスに転校してきた転校生、引越し続きで青春をろくに経験してなかったので青春に対して憧れが強い、拓郎と同じく未来視が見える、拓郎が幼き日に憧れた「師匠」に似た容姿をしている。


真鍋計(CV.桐谷華)
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拓郎の幼なじみ、10年の間で拓郎に恋心を抱いている。悪ノリがすぎることがありよく拓郎ともう1人の幼なじみ流々とコントに興じることが多い。拓郎のことを完全に理解している故に相談に乗ることもある。


沢渡七凪(CV.雪都さお梨)
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拓郎の義理の妹、兄さん大好きブラコン妹。
兄さんが大好きすぎる故に隙あらば兄を篭絡させようとあの手この手で迫ってくるがのらりくらりと上手くかわされている。ALcot名物駄妹。


楠    南 (CV.上田朱音)
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拓郎のあこがれの先輩。放送部の女神。
拓郎が最も荒れていた時期に出会ってそれから彼女を慕うようになった。そして放送部みを復活させ今では後輩たちに囲まれて楽しそうにニコニコしている。放送部のメンバーは南先輩のことが大好きなのだ。


他にもノリのいい拓郎の親友修二や帰ってきたもう一人の幼なじみ流々、学級委員長で生徒会の初期の御幸祥子さん、生徒会長で南先輩の友達ナナカ、放送部の顧問の合法ロリ先生の小豆ちゃんなどのサブキャラが物語を彩ってくれる。


さてさて、お話の方はというと地方の都市の学園、緑南学園でのお話。その中で放送部に所属する主人公、沢渡拓郎と愉快な仲間たちの物語。幼い時に両親の死の未来を見てその言葉を信じて貰えなかった拓郎はどうせ未来は見えても変えられないと俯瞰しており、放送部のメンバーといつもの時を過ごしていた、そこに二人の転校生がやってくる。
ある日、幼き日に別れた計とは違うもう1人の幼なじみ田中流々。そして幼き日に憧れた「師匠」に良く似た転校生、三咲爽花。転校生二人
を加え放送部は新たに活動を開始する!ってのが共通の流れ。それから夏休み明けには文化祭があるということで放送部はミニFMの開局に夏休みを使い奔走する。
この夏休みからが個別ルートに入っていくわけなんですけども。大まかに一学期終盤、夏休み、夏休み明けの3パートで分かれてて文化祭の準備する期間に起きたひと夏の青春劇を描いたのが本作だ。


南ルート
このルートでは1年前の拓郎の過去編から始まり、南と出会いそこから放送部へ入部するまでの物語が描かれている。遅れて入学してきた拓郎は荒れていて、そんな自分を奇異の目で見るクラスメイトたちに対してイラついていた。時折喧嘩しその中である日屋上で殴りあった奴がいた。それが後に親友になる修二である。それからも荒れた学園生活を送っていた拓郎はふと目に付いた水泳部の練習風景の中で1人座り込んでいる女子を発見する、それこそが南先輩である。
南先輩はなんというか、大人しい無口なタイプの女の子、だけど自分の芯は堅く強い。いざという時は放送部の後輩を守るために大胆に出る時もある。そして拓郎が心酔する先輩なのだ。ルート中盤での拓郎からの告白はとても良かった。ベッタベタに体育倉庫に閉じ込められてね、南先輩はめっちゃ可愛い先輩なんだよね、拓郎に抱きついてきたり甘えてきたり、最後の先輩の笑顔はとても眩しいのだ。なんかこう、とても意地らしい先輩だったね。肝心のお話の方は1年前になんやかんやでフラれたと思い込んだ拓郎は未だに諦めきれずって感じでね、南先輩もまた拓郎のことを想っておりって感じ。最後の見せ場は南先輩のパパの学園長と殴り合うところだね。なんで殴り合うのかは是非プレイしてくれ!良かった。



七凪ルート
このルートでは拓郎の両親の事故の真相が語られる、10年前、拓郎が沢渡家に施設から引き取られそこで出会った少女、七凪との出会いから始まる。七凪は体が弱く家でずっと休んでいた。初めて沢渡家に来た時拓郎は七凪と少し話してそこから少しずつ距離を詰めていくことになる。この積み重ねから七凪は兄以上の感情を拓郎に向けていくことになる。
七凪はALcot名物駄妹の2代目だ。前作の初代駄妹「春季限定ポコ・ア・ポコ」の野々宮藍に2代目駄妹に任命されちゃった。カウントダウンムービーではそんな初代駄妹とコラボしてたり。兄に対する想いは全ヒロイン中最強。大好きな兄さんにめちゃくちゃ甘えてきて可愛いです。ことある事に拓郎に迫り既成事実を作ろうとするんだけど等々拓郎は七凪を受け入れて七凪の想いは報われる、そしてママから語られる事故の真相、それでも七凪を好きだと想いを伝える拓郎。この兄妹の行く末は?不覚にも少しウルっと来ちゃった。
是非本作をプレイしてハニカム駄妹四天王の一角を見て欲しい。



計ルート
このルートでは1年前に荒れていた拓郎のもう1つのお話と流々の想い、なぜ帰ってきたかが明かされる。喧嘩に明け暮れていた1年前の拓郎、ある日修二と殴り合いをした数日後。拓郎は幼なじみの真鍋計に絡まれ幼き日に流々を含めた3人でいつも遊んでた河原に来て荒れてる理由や色々と計に話していく。ここで両親の事故のもうひとつの真相が明かされる。
なんだかんだで現在、放送部では文化祭に向けて色々準備が進んでいく。そんなな中で10年間抑えていた気持ちを抑えられなくなる、そしてなんだかんだで過去編その2、いつもの河原で流々と計と拓郎で遊んで他ある日の翌日何も言わずに流々は転校してしまう。
流々の気持ちを知っていた計は好きな拓郎に告白できずにまごついてた。
計は幼なじみなだけあって拓郎とツーカーの仲なんだよな。いつも悪ノリのコント的なことやって遊んでる。その掛け合いのノリが中々に面白いんだよね。桐谷華の演技がめちゃくちゃキレキレなんだよね、12〜13年頃と言えば桐谷華の全盛期と言っていい時代だ、この頃からエロゲやってるオタクなら絶対に何かしらの作品で桐谷華に出会っているよね。今は表の方で種zakウワ-ッ、ゲフンゲフン話が脱線したな、横転してしまったな。計の拓郎への想いの話もあるけど流々、計、拓郎の幼なじみトリオの友情回でもあるんだよな。このルートは。なんだかんだであって付き合うようになってもノリは変わらずのままなんだけども、なんだかんだ終盤のシーンは3人の青春の一区切りが着いたって感じだね。ここもまた泣かせに来るので是非。



爽花ルート
このルートでは過去編には触れずに拓郎と爽花の結ばれた物語を描いており、南、七凪、計の3ルートで掘られた拓郎の過去を踏まえて未来視に対する新たな決意が描かれる。ある日、拓郎は爽花が事故に遭う未来を見てしまい、助けるために爽花の元へ向かう。そして事故から爽花を助ける。その帰り道、爽花から夏以降の未来が見えなくなっているという
それに対し拓郎はお前を未来から守ってやると決意する。

爽花は青春熱血娘。やたらと転校が多い暮らしをしてたらしく青春っぽいことに憧れていたのでやっと落ち着ける場所に来れて気の置けない仲間たちと熱い青春を送ろうと様々な部活を見てきて最後に拓郎たちのいる放送部に入部する。なんやかんやで付き合うんだけども、七凪とのやりとりや拓郎とのボケ合戦など見どころはありますね。爽花は拓郎がかつて憧れた「ブルマ師匠」に良く似た姿してるらしいんだけど勘のいいオタクならだいたい察しちゃうよね?ラストに答え合わせもちゃんとありますね。他の3ルートでは拓郎の過去の掘り出しをしてきてそれを踏まえた上で好きになった爽花のために過去を乗り越えるという決意をする拓郎の心境の変化も見所さんなんですよね。最近、学王、ハジラブ、あえ無視と北見六花が出てくるエロゲに3連チャンで当たっていくというのが続いてるんだけども、もしかしなくとも北見六花は神声優なのでは?(今更)



という感じで文化祭の準備しようと夏休みの期間を使って学園で合宿したり海で遊んだり恋をしたりと夏にできることを色々詰め込んだ一作となってる。共通は短く各ルートを長尺で作ってあるので全ルートイチャラブを見せてくれてとても良いのでは?
簡単にまとめちゃうと文化祭の準備をするお話なんだけど各ルートのオチでは文化祭のパートがほぼなくて文化祭前の数日前で終わってたり参加できなくなったりと文化祭の描写はほぼ無い、準備期間に極振りしてあるという印象。

次に良くなかったところに爽花以外の3ルートでは拓郎の過去を掘り下げる過去編がだいたい2回〜3回ほど挿入されてたんだけども爽花ルートでは過去編がない、爽花は転校生なので拓郎との昔の思い出とかが存在しないのは当然であるがかつて憧れた「師匠」に似てるのだから「師匠」とのエピソードをもうちょっと掘っても良かったのではなかろうかと思っちゃうけどもあったらあったで蛇足になるのでは?と思うのでまぁダメなとこって言うには微妙なところだよな。

次にエッチシーンだけども、各ヒロイン3回の計12回プラスアルファで計と爽花のルートでオナニーシーンがある。ヒロイン4人で1人あたり3回は少ないのでは?と思うけどシーン1回につき三枚のCGが見れる、つまりヒロイン1人あたり9枚のエッチCGが拝める。とてもありがたい、こういうエロゲにありがちなのがオナニーで少ないエッチシーンの枠を潰されるのがよくあるんだけどオナニーはエッチシーンに潰されてないのがとても好感があります


主題歌


歌 tohko  曲名 SIGNAL夏の良さがあるオープニングだね、その中に散りばめられている青春要素。とてもいいっすねtohko氏の歌声がスッと入ってくるそんな感じがあります。いい曲だね。


総括


真夏のクソ暑い中みんなで文化祭の準備をしようというお話。上の紹介では書いてないんだけど、ミニFMを開局するにあたってアンテナが大事、キービジュアルで拓郎が握ってるアンテナが作中とても大事な鍵になるんだよね。こんなクソ大事なこと書かなかった管理人が無能なので総括の時に書いてるんだけども。そのアンテナにまつわる事件が結構起きたりもするそれとテーマにある青春劇、真夏の青春ゲーとしてはオススメの一作ですね。お話だけじゃなくて各所に盛り込まれてる各キャラ同士の掛け合いも見どころのひとつだ。ということでお前らも多分遅くはないから「青春しよーぜ!」だがしかし、青春といえど失敗もあるし思い通りにいかないこともいっぱいある。
南ルートラストで拓郎が言った一言にアレンジを加えて結びの言葉とし筆を置きたい

青春とはままならねーものです。だけどそれもまた青春。このブログを見てる最高の馬鹿野郎なオタク達も青春しよーぜ!


最初の一言だけでよくね?と言うのは野暮ですぜ旦那。


というわけで次は何のエロゲやろうかとか悩んでるんだけど先日ソフマップでエロゲ買ってきたのよねIMG_20210814_081314
これ、アイキス2とmakinglover Lightの相州戦神館學園二作予定ではフラジャイル進める予定だったけどゼロインを数ヶ月前くらいにプレイしてLightの厨二バトルゲーモチベ高くなってて次はこれかなって思って相州戦神館學園をやりたいと思いまーす。このブログももうすぐ2年になるので2周年記念でなんかやります。忘れてるかもしれないけども

 それではご機嫌よう、また来週!
(来週もやるとは言ってない)
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