やっほ!キモオタだよ!
今年も例年通りクソ暑い夏も終わりつつあり秋の足音もまぁ聞こえなくもない今日この頃、このサイトを見てるキモオタ諸氏はいかが過ごされただろうか、第100回を迎えたコミケに参戦した者、フォロワーとエンカし杯を酌み交わした者、はたまた好きな作品の聖地巡礼をした者、更には職場と家を往復してたら夏が終わっていた者、三者三様の夏をすごしたこととお見受けする。はてさて、管理人は東北の田舎へと赴き伝統ある老舗旅館で住み込みのバイトをしてそこに泊まる幾人かの女性とひと夏の思い出を作っていたりする。今回はそんな管理人の夏の思い出を語っていこうと思うが、さりとてここはエロゲの感想ブログ、ひと夏の思い出とはいえ所詮は画面の中のお話ということもさもありなん。エロゲのお話なんですけどもね、初見さん。ということで今回は2012年にALcotハニカムからリリースされた、夏エロゲ
1/2 Summerを紹介していこうと思う。それでは行ってみよう!
あらすじ
主人公、草薙枢(くさなぎかなめ)は夏休みに田舎の旅館を手伝う事に
なった。うだるような暑さの東京に住むより東北の田舎町が涼しいと
思った彼は、暇を持て余していた妹と共に東北の田舎の旅館に行く事
となった。
ところが、旅館で待っていたのは学園の女の子たちであった。学園の
寮が突然使えなくなり、夏休みも寮を利用する生徒たちが旅館に
入ると言う事であった。枢は彼女たちの面倒をみるために呼ばれたのであった。しかも、この旅館には座敷童子まで住みついていて―自由奔放な彼女たちに振り回される生活が始まる。
ヒロイン紹介
神ノ木 汐 (かみのぎ うしお) cv:代初 空
枢の小学校時代までの幼馴染み。雪のように真っ白な髪が特徴。性格は優しくてちょっと引っ込み思案(ケーキのとりあいとか相手に譲ってしまう)。幼少の頃から好奇心旺盛でいろんなことに挑戦する枢に憧れていた。子供の頃はよく枢に手を引かれて、いろんな場所(山や秘密基地など)に連れて行ってもらって、遊んでもらったらしく、それがよい思い出となっている。とにかく枢が田舎に帰ってきたことを喜んでいて、ことあるごとに駆け寄ってきては嬉しそうに枢と一緒に居たがる。枢のことは「かなちゃん」と呼ぶのだが、枢は女の子っぽくてイヤだと思っている。
忍坂 つぐみ (おしさか つぐみ) cv:青葉りんご
耳年増な女の子で、座敷童(ざしきわらし)を奉る天垂伊龍神社(あまだれのいりゅうじんじゃ)の巫女さん。枢に似て、好奇心旺盛で色んな勉強をしているんだけど間違っていることが多く、いつも枢に突っ込まれて悔しい毎日を送っている。でも負けず嫌いで、何度も枢に挑戦してくる。エッチ方面の知識も偏りすぎていている上に間違っている。
しかも他人からエロい話を振られると顔を真っ赤にしてしまうと言うウブ。さらにこれだけ知識欲が旺盛な割に、勉強ができないというダメッぷり(雑学は得意だが、数学など考えないといけないものがダメ)。この夏こそは耳年増を卒業したいと思っているとか!?一応これでも真面目に巫子さんの仕事はしており、神楽をちゃんと踊ったりできる。さらに弓道にも長けており、見かけによらず神道に関しては枢よりもしっかりとした知識を持っているらしい。
久遠寺 澄空 (くおんじ そら) cv:杏子御津
東京の資産家、久遠寺家の娘。いわゆるお嬢様。
東京の学校だと悪い虫がつくからとわざわざ田舎の学校に送られることになった。神坐学園は新設だし、わりと豪華だし、といういことで入学させられたらしい。純正培養のお嬢様のせいか異性というものをいまいち理解出来ず、枢に対しても警戒心がある。ただお嬢様らしく責任感は強く色んなことに気付くしっかり者。自分からはやらずに他人にやらせるところも、お嬢様。
詩代 叶 (うたしろ かなみ) cv:桐谷華
いずれはこの旅館の跡取りになるであろう枢の玉の輿を、虎視眈々(こしたんたん)と狙っている女の子。腹黒で打算的で、わざと二人きりになるシチュエーションを作って積極的に枢に仕掛けていく。当の枢もタジタジである。かつては草薙旅館へ湯治客としてよく訪れていて、主人公の枢とは顔見知りの仲。その頃はしおらしくて病弱な女の子だったのに、なぜかこんなに積極的な女の子に!?
そのほかのサブキャラに枢の妹一葉、枢の従姉妹で旅館の仲居柚子、旅館に棲みつく座敷わらしのクロハ、クロハの使い魔テトメト、つぐみの弟岳、枢の祖母で旅館の女将真紀が物語をいろどってくれる。
上段左から 一葉、柚子、クロハ
下段左から岳、真紀、テトメト
お話は主人公、草薙枢が幼き日を過ごした町に帰ってくるところから始まる。久しぶりに帰ってきた街は開発が進んでおり知ってる町とは違っていた、そこで目的の草薙旅館に向かうことにする。
そして幼なじみの汐とつぐみに再会し、住み込みで働いてる叶、お嬢様の澄空と出会い物語は始まる。枢もまた旅館で住み込みのバイトとして働くことに。ってのが基本的なさわりだ。
ストーリー展開は全部で4つの選択肢を選んで選んだヒロインに準じたイベントが展開される。
基本的に旅館に棲みつく座敷わらしクロハが鍵を握っているのだがそれは各ルートクリア後にクロハが語る昔話が重要な鍵になる。まぁ、無駄なシナリオもなくちゃんと綺麗に全てを処理して落とすとこに落とせたのかなと思う。
眼帯の和装ロリクロハはイタズラ好きで各ヒロインと枢をくっつけるために色々気を使ってるとか。座敷わらしの棲みつく奥の間に入ると異世界に飛ばされてそこで対象ヒロインに出会い現実に戻るとそのヒロインにエンカしてそこからシーン突入したり好感度アップイベントが起きたりする。
大前提としてクロハは枢にしか姿が見えず他の人物には存在が認識できないというものがあり、枢が唯一クロハの遊び相手になっている。
クロハは旅館に住みついた座敷わらしでいつも枢をからかって遊んでる。時折情事を致したヒロインの意識をいじってたりしてるがそれにも事情があり、みたいな感じ。余談ではあるが本作は2014年にALcotハニカムからガレットに版権を譲渡しておりガレット作品のTimePeace ensembleで全く同じ容姿のヒロイン黒羽(くろは)がいたりする。
攻略推奨順は叶→澄空→つぐみ→汐の順で攻略していくと綺麗に片付くと思われる。全ヒロイン攻略後にこの世界線の真実について語られるが別にそんなものは特にいらない
汐ルート
枢と汐は幼なじみで秘密基地とやらでお医者さんごっこと称して恥ずかしいところの見せ合いっこをしてたりしてたらしい。ある時フェラ抜きされてから意識し始めて、ことある事に好意を見せてくるんだけど枢はなんだかんだ言い訳して目を背けてたりして。ある時、汐を連れてクロハの部屋に立ち入った枢は汐と婚約者の世界線に飛ばされる。
汐な、可愛いです、好きだから枢に尽くしたいって最高すぎんか?汐は最初から好き好き言ってんのに当の枢は結論を先延ばしにしすぎ、さっさと答え出さんかい!声が車の人ということでキャラ可愛いに関してはカンストしてぶち壊れてんのに主人公のムーブが気に入らんっていうか鼻につく。エロゲあるあるの幼なじみルートでヒヨりがちの典型と言っていい。可愛いと主人公のムーブが相殺されてプラマイゼロな話だった。
つぐみルート
つぐみもまた汐と同じく枢と幼なじみ。かつて竜を討伐した一族が立てた神社の娘で神社の巫女をやってる。そんなつぐみも枢のことが好き。枢は必要以上につぐみを恐れている。デカい胸をやたらといじられがちな耳年増系ムッツリ巫女だ。実は幽霊が見えるということで霊能力的なのがありますよみたいなのがある。一度霊を祓ったと言って調子に乗ってしまって幽霊騒動を起こしてしまった。
そんなつぐみは耳年増なこともありエロいことには積極的だ。デカい乳とデカい尻で枢とイチャコラしてたりする。好きなのは分かるんだけど付き合い出すタイミング唐突すぎてなんか(告白シーン足んねえよな)イチャラブ成分はわりと厚め。
こちらも可愛いんだけどなんだかなぁな話だった。
澄空ルート
枢にキツく当たる後輩のロリ。なんだかんだで枢が世話焼いてたらいつの間にか懐かれてましたと、気がついたら付き合ってましたと。
付き合い出してから数日経ったある日澄空は枢に相談があると切り出してきた。実は子猫を拾ってきたらしい。猫の飼い主を探すためにみんなで奔走するも気付かぬうちに子猫が増えていく。
あの、なんだろ、まともに話進めてもらっていいっすか?あっ、おい、それってYo 終始猫の話しかしてねえじゃんかYo 微妙な話だよなぁ。デレた時の澄空めちゃくちゃ可愛いのに好きな主人公くんよりも猫の方が大事そうにしてんのなんかモヤる
告白シーンは割とニッコリできた。
叶ルート
旅館に帰ってきた枢を待ち受けていた先輩の女の子。枢と同じく旅館の住み込みバイト。枢のこと大好き。さっさと枢と関係を持って既成事実作りたいの一択。ことある事に枢を誘惑したりしてるけど華麗にスルーされてそれでも諦めない。今日も叶は枢にアタックし続ける。
叶はめちゃくちゃ可愛いです。いつも諦めずに枢に猛アタックをかけてきてるけどつれない反応されてもそれでも諦めない。ハイテンション元気っ子である。主人公のムーブが汐ルートに似た感じはあるけどちゃんと好意を受け入れてるだけマシ。付き合い始めて2人は恋人関係を楽しむようにイチャラブしている。それが良き。それにも全力で楽しむのも理由があってみたいな。
めちゃくちゃいいキャラしてて桐谷華の演技によって他のキャラより数段階上のキャラになってたと言っていい。さりとて、声優に救われてる感は否めないこともなきにしもあらず。
一葉ルート
兄・枢のことが大好きな妹、隙あらば枢と既成事実を作ろうと暗躍してたりしてなかったり。ハニカムの妹らしく駄妹シスターズに入れる実力も備えてはいるが同年発売のあえ無視の沢渡七凪氏には及ばずシスターズ入りはならず。というのも彼女にはそう、ルートが存在しないのである。CV.雪都さお梨の声の妹で攻略できないの無理でしょ。
存在しない世界線、全くもって無い。攻略不可。
つまり、攻略出来ないということ。妹のルートがないという事実に驚いたんだよね。あの、なんだろ妹なのにぃ、攻略出来ないヒロイン作るブランド無能だと思うんですよね。一応コンシューマでルートは実装されてたりはする。という焼け石に水なフォローをしておいて彼女については小脇に置いておこう。
次に悪かったとことか良かったことを語りたい
夏の田舎旅館モノとエロゲではありがちな設定なのはいい、学園モノでは無いので学園という舞台設定に引っ張られることはないのは割と強い。
次に声優陣、車の人、青葉りんご、杏子御津、桐谷華のエロゲオタク御用達のいつもの人たちなので安心出来る、キャラ可愛いし声優自体が強いので特に心配することもない。
ALcot、及びハニカムの作品はキャラ同士の掛け合いが面白くてそれが目当てで買ってたりするが大した掛け合い見れなくてちょっと寂しい。
悪かったところに関してはそもそもグランドエンド自体そんなに必要あったか?ということがある。田舎で過ごすほのぼの系物語の体を保ってはいるが各ルートのエピローグで語られるあの神話的な話いらねえよな。確かに伏線貼って回収なんてのは出来てはいたが本編だけで充分に思える。
幼なじみルートでヒヨる主人公、唐突に付き合い始めるふたり、終始猫の話しかしてない話、なんかご都合展開で綺麗に丸めて終わると粗探しするまでもなく粗の方から当たり屋してくるシナリオ。あまり良くない。
結局のとこキャラは可愛いんだけどなぁってなるだけの作品に感じてならない
え?シーンあるのに攻略できないってマジ!?
深刻なバグを抱えてますねクォレは。
エロゲ制服図鑑#7
続いては制服の話、本作は学園ゲーでは無いが学園は申し訳程度に存在する。今回は本作の学園、神座学園の制服について紹介しよう
①ブラウスは白を採用、肩はエロゲの制服にありがちなやつを袖にしている
②側面が黒で黄色のライン、正面を薄い水色のベストを採用しボタンは黒、第一ボタンは大きめの✕のボタンになっておりワンポイントとして映えている
③スカートは水色のチェック柄、腰に細めのリボン、腰元に小さな黄色のリボン、裾にフリルが着いている。
④襟元は青というか紺色のラインが入っている。
澄空以外の3人は首からは短めの黄色いネクタイがあり学園の校章をかたどったバッジが付いている。澄空は細いリボンを採用している
⑤叶は袖がなくノースリーブ制服になっている
澄空は学園の校章が入った指定の帽子を被って登下校している
エッチシーンについて
シーン数は20数回ほどで1人につき6回〜7回あり
色んな衣装で至っていたのは良いしエロに対するこだわりがないようにおもえた。
ほとんどが1枚絵なのがなんか物足りなさを感じたのは少なからずある。せめて2枚絵にしてくれれば良かった。
オープニング
nao氏による木漏れ日フレネル
夏をイメージした一曲。曲はね好きですよ。
夏のエロゲらしく爽やか感があってとてもいい。
元気な歌声がGoodですね。あの、なんだろ曲は好きなんだけど大した感想がないので薄っぺらい感想しか書けないんすよね
総括
田舎の夏休みを描いたALcotハニカムの一作。
東北の山奥の旅館に住み込みで働いて……な話なので旅館の中メインで話が進んでいく。まぁ、お話的には悪くは無いけど良くもないみたいな感想。
ハニカム作品結構好きな話多かったのでなんか肩透かしみたいな感じ。結局キャラ可愛いけどみたいな話になってるからシナリオ面で言うとかなり微妙。いや嫌いじゃないんだよ、嫌いじゃ。
オープニングにあったワンサイドからだけじゃない視点がとか書いてあったけどまぁ良い面も悪い面もどちらか側に偏っても良くないわな。
各ヒロインルートを一面として四面で見てその結果のネタバレ回であるグランドエンドはめちゃくちゃ蛇足感。結局4人のうちから誰1人選ばずに有耶無耶にして終わったりして枢も典型的なエロゲ主人公であんまり好感抱けなかったなって。
それでもキャラは可愛いし声優陣が強いから絵師と声優の力で持ってるだけの作品と思いました。
最後に夏の思い出を包括して今作のオープニングの一部を上げて筆を置きたい。
まぁ、悪いところも片側からだけじゃ判らないんですけどね初見さん
ということで今回は1/2 Summer を紹介した。
次回は教師攻略ゲーの放課後エデュケーションを紹介したい。9月のエロゲの日までには上げていきたい。それではごきげんようまた来週(来週もやるとは言ってない)
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